遺伝子組み換えを使わない
安心・安全な「発酵法」

静岡県にあるネオファーマジャパン株式会社の袋井工場、5-ALAはここで製造されています。
5-ALA 研究の始まりは1950年頃に興りました。その後、1980年代後半にアメリカの科学者が除草剤および殺虫剤としての応用に関する論文を発表したことを契機に、様々な研究が行われるようになりました。現在では、農業、畜産・水産、医療、美容と幅広い分野での活用が進められていますが、当時の従来技術では5-ALAの大量生産は困難であり、産業化するのはとても難しいものでした。一方、肥料分野で5-ALAの有用性を見出していた日本の研究者は、5-ALAを発酵法で大量生産するための研究を進めており、様々な困難の末にその技術を確立しました。

発酵法とは、微生物(細菌)の代謝能力を用いて、化学合成が困難な物質を生産する技術のことです。日本では、古来より酒・醤油の製造にも用いられており、自然の力を利用した安全な技術です。

発酵法による5-ALA生産には、非常に繊細な管理が求められます。様々な用途に応じた、高品質な5-ALAを安定的に大量生産できるのは、世界で唯一、ネオファーマジャパン株式会社の袋井工場だけです。

遺伝子組み替えを使わない/日本GMP認定工場で製造/天然由来のアミノ酸

ネオファーマジャパン

ネオファーマジャパン袋井工場は、グローバルなネオファーマグループの拠点として
5-ALAの様々な用途に応じた原体製造及び、その他医薬品原体・中間体の製造拡大を進めています。

広がる5-ALAの可能性

5-ALAは食品以外にも、肥料、飼料、化粧品、医療などの様々な分野で用途が広がりつつあります。

それは、5-ALAが動物のみならず植物などほとんど全ての生命体において重要な役割を果たしており、その生命維持に深く関わっているからです。今後の大きな発展が期待されます。

微生物・発酵分野、動物・医療分野、植物・農薬分野